12/4(金)に、セミナー『トータルリーチ~テレビの価値はどう上がるのか?~』を開催致しました。
お陰様をもちまして、約70名の方にご参加いただくことができました。
参加者の皆様、またパネリストの方々及び会場設営等ご協力をいただきました皆様、ありがとうございました。

なお、1/29(金)には、セミナー『10年後のテレビ~3有識者による新春大予言~』を開催致します。
ご希望の方は是非ご参加いただけますと幸いです。

1/29(金)開催セミナーの詳細はこちらをご参照ください。

 

(参考)12/4(金)に開催したセミナーの詳細情報は以下の通りです。

12/4(金)開催
次世代メディア研究所2015年セミナー 

トータルリーチ~テレビの価値はどう上がるのか?~

<開催日時>  2015年12月4日()午後3時~6時
 <会  場> インテージ秋葉原ビル・セミナールーム
(JR・地下鉄日比谷線秋葉原駅から徒歩3分・ 地下鉄銀座線末広町駅から4分)
 <パネリスト> 日本テレビ編成局総合コンテンツ部長(兼)マーケティング部長  古野千秋氏
NHK編成局編成センター マーケティング世論グループ専任部長  白石信子氏
 <モデレーター> 次世代メディア研究所 代表 鈴木祐司


<開催趣旨>

地上波テレビの媒体価値は、従来より相対的に低下している。リアルタイムによる視聴率は低し、生活者の録画再生やインターネット接触が増えている。結果としてテレビ・スマートフォン・タブレット・パソコンなど、様々なデバイスが使われるようになり、インフラも放送波の他に、IPネットワーク経由での情報伝達が当たり前になってきている。
こうした状況にあり、20世紀にメディアの王様だったテレビは、新たな展開を求められているそこで当セミナーでは、クロスメディア展開を最も積極的に行っている日本テレビとNHKの担当者にご登壇頂き、どんな対応を、どんな狙いで、どう行っているのか。その成果はどう把握しようとしているか等をお聞きし、新たな取組の中でテレビ事業者がどう生き残ろうとしているのか、テレビの今後の進化の先を模索する。

<セミナーの概要>

【Ⅰ.トータルリーチについてのプレゼン】(80分)

 (株)日本テレビ 古野千秋部長

『日本テレビのクロスメディア戦略』

時代の趨勢によりテレビの危機がネットニュースで唱われる中、日本テレビは総合編成戦略を立て様々な試みをしている。民放局の中では最も早い時期にキャッチアップ配信に取り組み、テレビとネットの両面からコンテンツを届け、今や在京キー局は共同で配信事業を始めるまでになっている。今年からは編成局内に総合コンテンツ部を新設し、地上波テレビの二次利用だけでなく、様々な展開を見込んだコンテンツありきの戦略を実現している。【地上波、Hulu連動企画ドラマ】や【地上波、映画、イベント連動プロジェクト】など幾つかの実例とともに、得ることのできた知見を将来のビジネスとしてどのように展開できるのか、待ち受ける課題とともにお話いたします。

NHK 白石信子専任部長

『NHKのトータルリーチ』

NHKの経営企画(2015-2017年度)では、「NHKコンテンツへの多様な接触を把握する新たな評価手法“ト―タルリーチ”を開発し、サービス向上に活用」とうたっています。前経営計画でスタートした、「公共放送としての役割を達成するため、NHK独自の評価・管理方法を確立」するにあたり導入した、番組の質的量的評価の対象を、メディア環境や視聴者の現状をかんがみて、リアル放送から録画再生視聴やインターネットサービスを含めたさまざまな形でのNHKへの接触を総合的に把握する、と広げています。それに伴い、NHKでもインターネットサービスを含めた「総合編成」を意識するようになり、急速に新たな視聴者サービスに向けた議論がスタートしています。まだ緒についたばかりですが、地上波テレビ・BS・ネット配信などクロスメディア展開での事例とともにお話できればと思います。

- 休憩 -(10分)

【Ⅱ.Q&A / 議論】(90分)

議論は以下の方向を予定!
※伝送路・端末の多様化が進む中で、相対的に地位が低下する地上波テレビの位置づけをどう考えるか?
※地上波テレビの媒体価値後退を、クロスメディア展開はどう補うのか?
※クロスメディア展開の中でのマネタイズはどう可能か?持続可能な組織はどう構築できるのか?

 

<講師プロフィール>

古野千秋 日本テレビ編成局総合コンテンツ部長(兼)マーケティング部長
1984年日本テレビ入社。制作局にてタモリさんの音楽バラエティ「今夜は最高!」ADからスタートし、「速報!歌の大辞テン!」演出、「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」演出・CP、「一億人の大質問!笑ってコラえて」CPなど音楽、バラエティを制作。
2000年のショパンコンクール特番「ショパン二つの愛の物語」(演出・P)でギャラクシー奨励賞受賞。2010年から事業局イベント事業担当部長、13年には日本テレビ開局60年舞台「真田十勇士」(中村勘九郎、松坂桃李、演出:堤幸彦)を制作。14年より編成局マーケティング部長、15年より新設された総合コンテンツ部長を兼務。

白石信子 NHK編成局編成センター マーケティング世論グループ専任部長
1981年NHK入局。秘書室を経て放送文化研究所世論調査部、編成局編成部世論グループ、放送文化研究所世論調査部主任研究員、同計画総務部副部長。2007年より再び編成局編成センターに所属、11年より現職。番組の視聴感想や満足度などの質的側面をはかる調査の開発・充実に携わる。近年はインターネットサービスを含めた質的量的評価を把握するためのデータ収集、解析も担当。一貫して放送関係の調査業務に従事。

次世代メディア研究所 代表 鈴木祐司
1982年にNHK入局。制作現場では主にドキュメンタリー番組の制作を担当。97年に放送文化研究所に異動。98年日米ジャーナリスト交換プログラムで、アメリカの放送デジタル化の動向を視察。2003年放送総局解説委員室解説委員兼任(専門分野はIT・デジタル)。09年編成局編成センターへ異動。大河などドラマのダイジェスト「5分でわかる~」を業界に先駆けて実施、他に各種番組のミニ動画をネット配信し、NHKのリーチ拡大を図る。12年にNHKスペシャル事務局へ移動し、放送前にミニ動画を配信して視聴率を上げる取組等を手掛けた。2014年独立、次世代メディア研究所代表・メディアアナリストとして活動。

 

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