8/9(水)に、セミナー『地域局の動画配信2017~勝利の方程式は何か?~』を開催致しました。
お陰様をもちまして、約80名の方にご参加いただくことができました。
参加者の皆様、またパネリストの方々及び会場設営等ご協力をいただきました皆様、ありがとうございました。

なお、10/11(水)には、セミナー
『T V リ ブ ー ト~鍵は“ネット連携”&“エリアマーケティング”~』
を開催致します。
ご希望の方は是非ご参加いただけますと幸いです。

10/11(水)開催セミナーの詳細はこちらをご参照ください。

 

(参考)8/9(水)に開催したセミナーの詳細情報は以下の通りです。

8/9(水)開催

次世代メディア研究所2017年セミナー企画
地域局の動画配信2017~勝利の方程式は何か?~

<開催日時>  2017年8月9日(水)午後3時~6時
 <会  場> インテージ秋葉原ビル・セミナールーム
(JR・地下鉄日比谷線秋葉原駅から徒歩3分・ 地下鉄銀座線末広町駅から4分)
 <パネリスト>
(予定)
中京テレビ放送株式会社
編成局インターネット事業部 部長 林 義人 氏株式会社福岡放送
ビジネス推進局コンテンツ事業 部長 筒井 明彦 氏千葉テレビ放送株式会社
編成局編成部メディア事業開発室 主任 早坂 豪 氏

株式会社GYAO
コンテンツビジネス本部 テレビ番組ビジネス部 部長 田代 堅一 氏

 <モデレーター> 次世代メディア研究所 代表 鈴木 祐司

 

<開催趣旨>

テレビ局によるネット動画展開が進んでいる。

日本テレビのHulu、フジテレビのFOD、テレビ朝日のAbemaTV、そしてTBS・テレビ東京・WOWOWで立ち上げるプレミアム・プラットフォーム・ジャパンなどがある。また、キー5局で立ち上げたTVerは、今年5月に700万DLを超え、順調に利用が広がっている。

こうしたキー局の取り組みに続き、地域局の動画を中心としたネット展開も進んでいる。TVerやGYAOで番組の配信を始める局が増えている他、独自の展開も始まっている。

中京テレビは昨秋、インターネット動画配信サービスChuun(チューン)の提供を始めた。見逃し配信だけでなく、スピンオフ、ライブ配信、地上波連動配信、更にはバラエティ、アニメ、アイドル、ニュース、スポーツなど様々な形態、ジャンルの配信を行うことで、ローカルテレビ局が理想とする動画配信サービスが見えてきたという。

福岡放送は『ナンデモ特命係 発見らくちゃく! 』をGYAOで配信し始め、「GYAOご当地テレビ」で2016年瞬間風速賞、2017年は「ご当地テレビ」大賞を受賞。さらに配信を通じ、放送での視聴率アップ、他エリアへの番組販売などを果たした。「カネなし、人なし、時間なし」で危機的な状況に直面する地方局でも、アイディアと努力で地元から日本全国、そして世界へ挑戦できることがあるという。

キー局の100分の1の約10億円しか制作費を投入できない千葉テレビは、独自制作率3割を誇る。そして地方ニュースの動画配信、高校野球地方大会の3分ダイジェスト配信を全国地方局に先駆けて開始。さらに『週刊バイクTV』で200万再生を記録するなど、幾つもの成功例を出し始めている。「自由奔放配信戦略!弱小ローカルテレビだからこそ、新たなチャンスだっ!」と、人・モノ・金・時間・ノウハウのない中で、弱小ならではの“勝利の方程式”を見つけつつある。

2015年より「ご当地テレビ特集」を展開しているGYAOは、全国各地の地域局の様々な番組を日本全国に配信している。過去2年の膨大な配信実績から、どんな切り口の動画が再生数をとるのか、タイトルやサムネイルがどうなっていると誘導がかかりやすいのかが見えてきたという。スバリ!手間暇かけない動画配信での“勝利の方程式”は結構あるようだ。

キー局、準キー局を中心に放送番組の見逃し配信がどんどん先行している。そのビジネスはスポット商流による再生数ビジネスが中心で、今後もインストリーム広告市場は大きく伸びると予測されている。いっぽう資金力、番組制作力、リーチ力でキー局には及ばない地域局が、ネット社会で生き残り、テレビ局の価値を維持するためにどうすれば良いのか。既に多くの実践をし、知見を蓄えた局担当者の方々と議論する。

 

<セミナーの概要>

【前半:パネリストによるプレゼン】(100分)

【後半:Q&A/議論】(70分)

(プレゼン及び議論の柱)
*地域局が直面する危機とは?
中長期的なテレビ視聴の後退・負のスパイラルにむかう地域局・同時配信問題など

*人・モノ・金・時間・ノウハウ不足からの逆転の発想とは?

*動画配信などのネット展開はどうマネタイズにつながるのか?

*動画配信で再生数を上げるための具体的なノウハウは?

*ケーブルテレビとの連携など、地域資源有効活用の道は?

*10~20後の地域局の姿は?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

©2014次世代メディア研究所